「道具」としてのカメラ

カメラ エピソード
開設者使用のニコンカメラ

「わからないこと」は「わからなくてもいい」

 新しいカメラが発売されるたびに、家電量販店には大量のカタログが並びます。その内容といえば、難解なカタカナ語や技術用語のオンパレード。工学系の専門書のような内容に戸惑う人も多いかもしれません。経験がある人ですら、最近のスペックの細かさには頭を抱えるほどです。

 ただ、これから写真撮影を本格的に取り組もうと思う方々にとって、「わからない」ことはまったく恥ずかしいことではありません。
 メーカーがスペックを細かく記載するのは、差別化や開発技術をアピールするためです。撮影に必要な知識はその中のごく一部に過ぎません。それよりも大切なのは、どんな被写体をどう撮りたいかという取り組みへの準備です。

「道具」として活用できますか?

 スマホのカメラも非常に優秀で、AIによって笑顔や表情を自動認識してシャッターが切れるような機能もあるそうです。人間の目はカメラより優秀ですが、「人間よりカメラの方が賢い。」と感じることも多々あります。

 しかし、本当に大切なのは「誰が、何を、どう表現したいか」という人間側の意志です。 そして人間には適正に見えても、カメラでは描写できない事象を「どう再現するか」が写真撮影の本当のスキルです。

 記録だけで良いのであればスマホで十分で、機材は「表現のための道具」です。
 カメラは便利で高性能になりましたが、それに使われるのではなく、「どう活かすか。」という姿勢が求められます。

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